BizDev職に興味がある方へ

誰の何のためのページ？

スマートバンクのBizDev組織の内実に興味を持ってくれたすべての人へ、下記をお伝えするページです。

プロダクト「B/43」が挑む顧客課題の面白さやポテンシャル
事業検討の試行錯誤やナレッジ
会社やメンバーの雰囲気や想い

プロダクトについて

💳プロダクト概要

B/43は、Visaのプリペイドカードと家計管理アプリが一体となったサービスになっています。毎月の生活費をアプリにチャージし、付属のプリペイドカードで決済することで、日々の生活費をモニタリングしながら生活することができます。

特徴として、チャージ式のVisaカードと、そのカードで支払うだけでリアルタイムに家計管理ができるというのがポイントになっています。

家計管理は基本的に週次や月次で締めて振り返りをする必要がありますが、一般的なクレジットカードは後払いの決済のため、月次で締めたりすることができず、家計管理には適していません。対してB/43は、チャージした予算内で生活費を管理することができ、リアルタイムに家計簿がつけられるというのが大きな特徴になっています。

また、「個人」「カップル・夫婦」「親子」という異なるユーザーに対して、3種類のカードを提供しています。

従来は、B/43カードでの支出を対象に家計の見える化を実現してきました。

現状は、銀行口座やクレジットカード情報の連携や、レシート読み取り機能を提供し始めており、B/43カード以外の支出に関しても管理できるように進化を遂げてきております。

😢 顧客課題

貯蓄ゼロ世帯の増加が社会課題となっており、約3,000万人が貯蓄ができていないというのが現実となっています。

そのため、まずは支出管理の問題を解決することで貯蓄に繋げていこうとしていますが、長期的には資産形成に向けた資産運用（増やす）といった領域までサービスを提供していきたいと考えています。

関連Blog 👉 「フリマアプリの次」を探して- 2度目の起業はじめました、スマートバンクのB/43が挑む家計管理の未来について

💰 ビジネスモデル

主に下記の三つの収益源から収入を得ています。

IRF（インターチェンジフィー）：ユーザーが決済する際に発生する決済手数料の一部
あとばらいチャージ手数料：すぐに残高チャージできる機能の利用で発生する手数料
月額サブスク料金：もっと家計を見える化する「B/43プラス」の月額利用料

決済事業は収益性が課題として挙げられますが、当社では強いビジネスモデルにすべく収益構造に対するチャレンジをいち早く取り組んでいます。

リリースから3年とアーリーなフェーズではありますが、IRFやあとばらいチャージ手数料といったサービス利用に応じて都度発生する「フロー・ストック型の収益モデル」に加えて、月額サブスク料金といった毎月発生する「リカーリング型の収益モデル」を組み合わせた収益構造を作れています。

関連Blog・サービスサイトページ 👉 カードイシュアの収益構造とビジネスモデル、プロダクトサイドからみた決済サービスの法的スキーム、B/43プラス | 家計簿プリカB/43

📈 事業コンディション

リリースから3年で、単月の決済取扱高は数十億円、累計ダウンロード数は100万DLまでに成長しており、現在も毎月高い成長率をキープできています。

特にペアカードは高い継続率と決済単価の成長が実現できており、成長の源泉となっています。

🔍 今後の事業展開

現在提供している「家計を見える化」する価値だけでなく、最終的には「家計を自動化」するAI金融プラットフォームを目指していきます。

その足がかりとして、AIアシスタントによる行動変容サポートにより、より家計改善が実感できるプロダクトへ進化させていこうとしています。

支出データを個別分析した結果に基づいた家計改善プランの提案や実行サポートを提供することで、家計を見える化するだけでなく、実際に何をしたらよいか行動変容の促進を実現していきます。

📈 B/43の事業構造における強み

従来の家計簿サービスとの大きな違いは、実際にお金を預かることができる部分だと考えています。お金を直接管理できるサービスだからこそ、お金を使る・貯める・増やすといった実行サポートを実現できるようになります。

ユーザーから預かるお金と、実行をサポートすることで得られるデータの両方を保有することで、お金の自動化を実現し、引いてはユーザーの資産形成を助け、長期のライフプランを実現させていきたいと考えています。

BizDevについて

🎯 ミッション

非連続な事業成長を実現するために、各事業領域における成長仮説を以て検証・立上げをリードする

🗞️ BizDevの主な役割

スマートバンクのBizDevは「新しい事業価値を生み出し、非連続な事業成長させること」に責任を持ち、幅広い領域を担って日々アクションしています。

その中でも、新しい価値を生み出すための事業検討や事業企画に注力しています。

【事業検討】外部環境・内部環境の動向を鑑みた上で、事業課題 / 事業機会を発見する
【事業企画】外部とのリレーション構築や折衝により、事業価値を生み出すビジネススキームを企画する
【事業推進】定量的な指標や計画を策定・モニタリングすることで事業の立ち上げ〜グロースをリードし、非連続な事業成長を実現する

事業検討・企画のプロセス

スマートバンクでは大きく4つのステップで事業企画から立ち上げを行っており、各フェーズにおいて他職種と連携するもののBizDevが中心となって推進しています。

🔥 スマートバンクでBizDevをやる面白さ

「N1」を起点にした事業開発

スマートバンクでは年間で200件を超えるユーザーインタビューを実施しており、ユーザーインタビューから得られる「N1」のインサイトをもとに事業価値と顧客価値の双方の観点から事業企画を立案し、プロダクトへ落とし込んでいきます。

ユーザーの方から直接お話を聞くことで、新たな発見を得たり、元々作っていた仮説の根底を覆すような発見もあります。このような「N1」の本質的なインサイトを市場調査などから得られた情報とかけ合わせて進める事業開発は、他では経験できないスマートバンクならではの事業開発のプロセスです。

社会や市場の構造を変えるチャレンジ

コンシューマーFinTechの領域においては、提携パートナー・カードブランド・金融庁などの「ステークホルダーの多さ」や「法規制によるしがらみ」など、事業を進める上でのハードルが多く存在するというのが、日本のFintechが海外に比べ遅れをとっている1つの理由だと考えています。

しかし、私たちはこの事業開発の難易度を大きなチャンスと捉えており、スマートバンクならではの瞬発力と独創的な発想を武器に、金融領域における複雑性を打破して新しい価値を創出できると考えています。

本質的な事業成長を実現できる組織構造

会社によって新規事業開発や推進のアプローチは異なりますが、スマートバンクでは事業を立ち上げる初期の企画のフェーズから必要に応じてBizdev・PM・リサーチャー・デザイナー・エンジニアなどの複数の職種でチームを作り推進します。

他職種を巻き込んで進めることで、初期フェーズから様々な観点で議論を行うことができ、結果としてよりスピーディー且つ本質的な事業の立ち上げが実現できる環境となっています。これは各職種のメンバーが非常にオーナーシップが高く、お互いを助け合うことが当たり前な文化があるからこそ実現できるスマートバンクならではの推進体制です。