💻 職務概要
プロダクト概要
「誰もが日々お金を使っているのに、ほとんどの人がそれを正しく把握できていない」 そんな課題を解決するためにスマートバンクはB/43(ビーヨンサン)というプロダクトに取り組んでいます。
日本のキャッシュレス比率はまだ36%程度ですが、英国・韓国といったキャッシュレス先進国のように、キャッシュレスの比率が上昇し、現金の流通量が減少するのは不可逆な流れだと考えています。 一方で、お金は誰もが日々使うものでありながら、現金での支出管理がまだ大半を占める日本においては、キャッシュレス化が進むと同時にお金との関わり方がより複雑化する未来が想像できます。 我々は、これから到来するキャッシュレス時代において、「ユーザー一人ひとりがお金を正しく管理し、将来に向けて貯めて増やしていける」そんなプロダクトが必要だと信じています。
そんな未来を見据えて、我々は「家計簿アプリ」と「Visaプリペイドカード」がセットになった「家計簿プリカ」という新しいサービスを開発し、まずはユーザーのキャッシュフロー管理の課題に注力しています。 毎月の予算をカードにチャージして日々の支払いをすることで、自動で記録され、見える化されるので、支出管理をかんたんに継続することができます。 また、B/43のポケット機能は、家計簿の袋分け管理のように、使う目的ごとにお金を分けて管理することができます。ポケットは現金を封筒や無印のパスポートケースで小分けにして管理している方々をみつけて、対話することによって生まれた機能です。このような「実在する課題」への洞察を基に、ふつうの人が毎日使うための「かんたんさ」にこだわったFinTechプロダクトをつくっています。
さらに、夫婦やカップルで共有口座が作れる「B/43ペアカード」や親子で一緒にお金の管理ができる「B/43ジュニアカード」を提供し、まだ既存の銀行や金融サービスが取り組めていない「世帯の家計管理」という課題に積極的に取り組んでいます。
📣2022年に「B/43」がGoogle Playベストオブ「生活お役立ち部門」を受賞しました!
今後はお金を「使う」「管理する」だけに留まらず、さまざまな機能を追加し、ユーザーファーストなデジタルバンクを目指していきます。 愛情と情熱をもってユーザーに向き合い、キャッシュレス時代におけるユーザーの様々なお金の課題を解決するFinTechサービスを実現したいと考えています。 そんなサービスを是非一緒につくりませんか?
募集背景
B/43 ではモバイルアプリ用のAPIサーバ、Visaのネットワークと繋がった決済システムやカード発行基盤、自社KYC(本人確認)システムなどカードを発行して決済可能にするシステムを自社開発しています。
各システムはコンポーネント毎に Go、Ruby、Python で実装しており、それらを AWS の ECS / Fargate で運用しています。
現状の課題として、新規プロダクトの開発や非接触決済への対応、決済電文データの収集・分析といったサーバサイドの開発要件に対してまだまだ人手が足りておりません。
金融のシステムを裏側から支えるバックエンドエンジニアの方を広く募集しております。
主な業務内容
B/43 プロダクト及びそれに関連するシステムの開発を行っていただきます。
開発チームの1人として、設計、実装、テスト、リリースと一貫したサービス開発に携わっていただきます。
モバイル向けAPI の開発からVisa Networkと連携する決済基盤、入出金システムまで幅広い技術領域に関わることができます。
下記は関わっていただく開発の一例になります。
- iOS / Android アプリ用のAPIサーバーの設計・開発・運用
- Visa Networkにおける決済・クリアリング(売上処理)、セトルメント(精算処理)に関するシステムの設計・開発・運用
- 自社カード発行基盤システムの設計・開発・運用
- 外部サービスと連動した入出金システムの設計・開発・運用
- 決済データの収集・解析基盤の設計・開発・運用
- 管理画面や KPI モニタリング用のダッシュボードの設計・開発・運用
📜 募集条件
必要な経験・スキル
- RDBMSを用いるWebアプリケーションの開発・運用経験
- Ruby on Railsを用いた開発経験
- レビューを伴う複数名でのチームでの開発経験
- ドキュメントの読解やステークホルダーとの対話を通して仕様を理解し、システムやデータモデルに落とし込む力
歓迎する経験・スキル
- AWS / GCPなどのパブリッククラウドを利用した開発経験
- 過去の成功や失敗を活かしてアーキテクチャ / 設計 / 運用体制を改善した経験
- 外部パートナーや、協業先企業を含めた共同開発の経験
- 金融・決済システムの開発、運用経験
求める人物像
- 課題解決に向けて、必要な情報を自ら収集し、課題の特定から解決までを自律的に推進できる方
- チームとのコミュニケーションを大切にし、メンバーと率直な関係性を構築できる方
技術環境
- 言語: Ruby, Go, Python, TypeScript
- インフラ: AWS (EC2, ELB, Lambda, Fargate, Aurora, S3, KMS, Cloudwatch, etc.)
- データベース: MySQL, PostgreSQL
- CI: GitHub Actions, CircleCI
- ツール: GitHub, Slack, Notion, NewRelic, Sentry
応募概要
雇用形態:業務委託
勤務地:〒141-0022 東京都品川区東五反田1−8−12 小原サンデンビル4F
勤務形態:勤務時間 10:00〜19:00、週4日〜 ※時間・曜日応相談
出社頻度: 東京オフィスまたはリモートワーク ※出社頻度やフルリモート等応相談
選考フロー
書類選考:書類選考の上、面接をご案内する場合は採用担当者から連絡させていただきます
面接:担当の社員とお話していただきます(現在はオンラインで実施しています)
💬 採用担当から一言
B/43 を支える主なバックエンドのコンポーネントは、ユーザーの残高管理基盤、入出金システム、それらがモバイルアプリと通信しあうAPI、決済を可能にするVisaと連携した決済システムと多岐に渡ります。
金融システムのバックエンドは複雑になりがちです。レガシーなシステムとの繋ぎ込みや一貫性のない決済電文、国際基準や法令など順守するべき項目も多く、セキュリティにも配慮した高い技術力が求められます。
そういった、技術的な難しさを一つ一つ解決しサービスとして作り上げていくのはバックエンドエンジニアの腕の見せ所でもあり、また直接決済データを扱う業務は一般的なWebシステムを作るのとはまた違った新鮮さがあり、非常に面白いです。
またしっかりとユーザーの声や数値的なデータを見ながら開発を進めるスタイルをとっているので、なぜ作るかという問いに対して納得度高く、開発を進められるのも魅力的です。
🌿参考情報
- 創業の歴史
- 「フリマアプリの次」を探して- 2度目の起業はじめました
- デザイナー起業家、二周目のはじまり - You can (not) change the world.
- SmartBank, Inc. を創業し B/43 というサービスをはじめました
- 働き方・カルチャー
- メンバーのインタビュー
- メンバーのブログ
- Idempotency-Key Headerを使ったリトライと、オンラインイベントの"Kaigi感”
- Kaigi on Rails 2021 で決済サービスの監視についてトークしてきました!
- TracePoint活用事例: Sentryのローカル変数キャプチャ機能
- B/43のeKYCシステムの裏側
- B/43カード決済システムのしくみ(前編)
- CRAからViteへ移行して190倍高速なdev server起動を得る
- B/43の決済店舗名をキレイに表示する
- RubyKaigi2022に参加してきました!
- 7つの入金外部サービスと連携して分かった実践的な”状態管理”設計パターン3選 | Kaigi on Rails 2022
- 3Dセキュア入門 -B/43の3Dセキュア開発・運用の裏側-