家計管理の自動化を支援するAIエージェントサービスを目指す

家計管理サービス「B/43（ビーヨンサン）」を提供する株式会社スマートバンクは、AIがユーザー個人のお金の価値観を学習し、家計改善に向けたアドバイスをする「AI支出チェッカー」機能のベータ版を一部ユーザー向けに提供開始いたします。

※現時点では、個人利用向けの「B/43 マイカード」ユーザーのうち一定数以上の支出データがある場合のみ利用可能です。夫婦や同棲パートナー同士で使える「B/43 ペアカード」では本機能を利用できません。

機能

（１）ゲーム感覚で直感的に支出を分類すると、AIがユーザーのお金の価値観を学習

ユーザーが自分自身の支出を振り返りながら、「あなたにとって大切なもの（Goodな支出）」と「必要でないものや後悔したもの（Badな支出）」を直感的に分類していくことにより、AIがお金の使い方の好みを学習します。

（２）学習データをもとに、自分にとって必要なものに支出できているのかをお知らせ

学習したユーザーの価値観に合わせて日々の支払いを分析し、ユーザー自身にとって必要な支出だったのか、無駄な支出だったのかをお知らせすることで、ユーザーにとって理想の家計状態に近づけるようにサポートします。

なお、「AI支出チェッカー」はベータ版として公開しており、ユーザーによる支出分類を学習することで精度が上がっていきます。ユーザーの利用状況をもとに今後の本格リリースを検討してまいります。

詳しい使い方はこちらをご覧ください：https://b43.jp/news/entry/feature-update-spending-checker

開発背景

価値観が多様化している現代の消費行動は、「安さ」や「人気」を理由にした買い物よりも、「自分の価値観に合ういい買い物だったか」が重視される傾向にあります。しかし、日本全国には年間で推計約5.8兆円の無駄遣いが存在しており、一世帯あたりに換算すると年間平均104,292円もの無駄な支出が発生していることになります(*1)。

また、無駄遣いを減らすために家計簿アプリを使い始めても続かない理由の1位は「支出記録の面倒さ」、2位は「記録しても節約や貯金につながらなかった」でした(*2)。頑張って家計簿をつけても、その先の改善方法がわからず無駄遣いが減らない状態といえます。

この課題を解決するため、ユーザー自身が「その支出をどう感じたか」を判断軸として支出を簡単に分類し、AIがユーザーの価値観を学習したうえで支出を振り返る「AI支出チェッカー」機能を公開しました。本機能が家計改善に向けたアドバイスをすることで無駄遣いを減らして、ユーザー自身にとって“自分らしい消費”ができるよう支援していきます。

*1 2024年11月26日 株式会社スマートバンク『日本全国で発生する“無駄遣い”に関する調査』
*2 スマートバンクが実施した20代〜40代に聞いた家計簿アプリ利用実態調査（n=1,076人）

B/43は、「お金の悩みを解消し、よりよい人生を送れる未来を創る」ビジョンを実現するため、ユーザーに家計アシスタントが寄り添い、ひとりひとりに合わせた家計改善をサポートする次世代の家計管理サービスを目指します。

■家計管理サービス「B/43」とは

「B/43（ビーヨンサン）」とは、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリをセットで使えることが特徴の家計管理サービスです。毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払いを行うだけで、アプリに支出の明細がリアルタイムで反映されるため、簡単に支出管理が可能です。クレカ・銀行口座連携や、手入力、AIレシート読み取り機能も搭載しており、様々な支出を「B/43」アプリ1つで管理できます。

また、夫婦や同棲パートナー同士で使える「B/43 ペアカード」では、一つの口座で二つのカードが作れて面倒な割り勘や現金のやり取りが不要になり、ふたりで一緒に支出を確認できます。また、親子向けの「B/43 ジュニアカード」ではキャッシュレスでお小遣いを渡し、親子で一緒にお金の管理ができます。

2021年4月リリース以降、ユーザーの皆様に活用いただき、累計ダウンロードは100万件以上、月間取扱高は数十億円まで拡大しています。（サービスサイト：https://b43.jp/）

■会社概要

会社名：株式会社スマートバンク
所在地：〒141-0022 品川区東五反田1-8-12 小原サンデンビル4F
代表者：代表取締役 堀井 翔太
設立：2019年4月9日
URL：https://smartbank.co.jp/
業務内容：家計管理サービス「B/43(ビーヨンサン)」及び決済事業の運営
資金移動業者 関東財務局長第00084号
前払式支払手段 関東財務局長 第00782号